るんぺるのまんがらいふ

マンガ紹介&レビューブログ。マンガはジャンル、年代問わず。

及川徹「新世界より」1巻

こんばんは。

またまた最近買ったコミックス1巻の紹介です。

今回はこちら!


新世界より(1) (講談社コミックス)新世界より(1) (講談社コミックス)
(2012/10/09)
及川 徹

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ちょっと女の私が買うのは恥ずかしかったんですが(笑)

原作は、日本SF大賞を受賞した貴志祐介先生の小説です。

以前小説の方をを夢中になって読んだので、マンガ化されたのが気になってたんですが、

この表紙とかを見て、少年誌系に行ってしまったのか・・・

と思ったので買うのを躊躇していたんですが、

本屋さんで試し読みができておもしろかったので買いました。

講談社コミックプラスでも試し読みができるので、気になった方はどうぞ~

■あらすじ

舞台は文明が滅んだ1000年後の日本。

人類は「呪力」と呼ばれる超能力を手に入れ、いくつかの集落に分かれて暮らしていた。

主人公・渡辺早季も幼なじみの真理亜・瞬・覚たちと平和で楽しい日々を過ごしていた。

しかし、夏季キャンプで立ち入り禁止区域に足を踏み入れたことをきっかけに、

1000年前の文明が崩壊した理由と、現在に至るまでの歴史を知ってしまう。

禁断の知識を知ってしまった早季たちの運命は大きく動いていく・・・

という感じで原作はかなり骨太なSFなので、世界設定や用語説明などが独特でマンガ化するのは難しいと思ってたんですが、予想以上にうまくできていて驚きました。

初連載・初単行本のマンガ家さんだそうですが、絵もすごくうまいし、シリアスと笑いのバランスもよく、心理描写がきちんと描かれていてかつ話のテンポもいいのでおもしろかったです!これは期待大です。

各話の最後に、これからの不吉な展開を予想させるモノローグが入ってたりします。

ただ、表紙から予想したとおり、少年誌ならでは、というか少年誌でここまでやっちゃっていいの?というエロい描写も多いのでこれにも驚きました。

でもそういえば、原作もそんな話があったんですよね~

すっかり忘れてました。

まぁそれはさておき、原作を読んでいても読んでいなくてもマンガとしての完成度は高いのでおすすめです!

原作のボリュームを考えるとけっこう長い話になりそうですが、しっかり最後まで描いてほしいなぁと思います。

【個人的オススメ度】☆☆☆☆☆☆☆ 7

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